今週の取材記事(3月9日~15日)

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新型コロナウイルスの影響で僕も在宅ワーク
取材も色々中止になってしまった

SHIROBAKO』のインタビューはそんなコロナムード一色になる直前にしたもの
ただ単に「映画の見所は?」なんて聞いてもつまらないので、「『SHIROBAKO』はリアルか、ファンタジーか」というテーマに絞って話を聞いた

着想は昔やったオタク飲み会
友達のオタクがTVアニメの終盤、都合よくしずかに役が回ってきたことに対して「『SHIROBAKO』がファンタジーになってしまった」と文句を言っていたことがきっかけ

SHIROBAKO』の中に垣間見える、ストーリーを盛り上げるための演出をどう捉えるべきかが僕の中でずっと引っかかっていて、それを形にしようと思ったのが今回のインタビューだった

後半はインフィニットについて、聞きたいことを薄く広く聞いた
本当はもっと色々聞きたかった
インフィニットという会社をひとつのインタビューにまとめるのはあまりに酷だ

ユマが昔やった取材その2

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僕にとって2人目の声優インタビューはこの人だった
ド緊張なんてもんじゃなかったことだけは覚えてる

 

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3人目と4人目は多分この人たちだった
もうこのあたりまで来ると、順番はいまいち覚えてない

掲載日は7年も前なので、2人ともギリギリ若手声優と呼ばれてる時期だったと思う
今ではもう30を超えてる
僕も公平に年をとってるので許してください

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僕の初めての海外取材は韓国・G-STAR 2012だった
この当時はまだまだPCオンラインゲームが活況で、大変だったけど楽しさもあった

楽ならまた海外取材も行ってみたい
楽ならね

野村克也

11打数0安打5三振。
野村克也さんのプロ野球人生1年目である。
拝み倒して撤回してもらったものの、シーズンの終了後には解雇を通告されている。
その人が戦後初の三冠王になり、名監督になった。

新国劇の名優とうたわれた島田正吾さんは駆けだしの昔、舞台で『千葉周作』の寺小姓を演じた。
たった1行ながら、新聞の劇評欄に初めて名前が載った。
島田正吾、観るに堪えず>

山中伸弥さんが執刀すると、20分の手術が2時間かかった。
足手まといの“ジャマナカ”という異名を先輩医師からもらい、臨床医になる夢をあきらめた。
その人がノーベル賞で研究医の頂点を極める。

きょうが入社式という人も多かろう。
希望に燃える門出には要らざるお世話にちがいないが、何十年か前のわが身を顧みれば日々、
挫折と失意と狼狽と赤面の記憶しか残っていない。

高見順に『われは草なり』という詩がある。

われは草なり
伸びんとす
伸びられるとき
伸びんとす
伸びられぬ日は
伸びぬなり…

草の丈が伸びぬ日もあろう。
そういう日は、大丈夫、
見えない根っこが地中深くに伸びている。

 

 

今から4年前の2016年4月、読売新聞の一面コラム「編集手帳」に書かれた文章。16年に渡り読売新聞のコラムを担当した伝説的な人物・竹内政明が書いたものである。
題材の選び方、言葉の選び方、音読したときのテンポ感、約500文字の中で引用とオチを両立させる構成。何をとっても完璧で、美しさすら漂う。

そんな伝説的な人物が書く名文に名前が出てくるほどの偉人だった。
野村克也である。

86年生まれの僕にとって90年代の野球は僕にとっての原体験の一つであり、その中心には間違いなくこの人がいた。
とはいえこの人が育てたのは別に僕ではない。僕はかってに育った気分でいるだけである。

野村克也という人は、シンカーをストレートのように操る抑えの切り札を育て、後に24勝0敗の記録を打ち立てるエースを育て、そして史上最高のキャッチャーを育てた。
伸びないときも、地中深くに根を伸ばした偉大な草の、偉大な子供たち。

今週の取材記事(2月10日~2月16日)

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仕事だから仕方なく『劇場版 ハイスクール・フリート』4DX版を人より早く体験した
そう、仕方なくね

開幕してすぐにほのかに海の香りがして、作品世界に引き込む力がさらに強くなったと感じた
中盤から終盤にかけてのアトラクション的盛り上がりに目が行きがちだけど、序盤、皿をスライディングキャッチしたときも揺れるのはちょっと面白かった

そして真冬姉さんがテロリストを殴る蹴るするとき、自分も背中をバキュンと蹴られた感覚があった
観客はテロリスト側なのか

ちなみに今週のAnimeRecorderのPV(ページビュー)数をまとめると、1位から5位くらいまではいふりのニュースが独占します
でもすごいのは僕の記事じゃないです
すごいのははいふりです

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下北沢トリウッドで行われた『イエスタデイをうたって』の先行上映回
その直後に行った監督と小林親弘さんのインタビュー

イエスタデイをうたって』は4月の放送まで1ヶ月半も前のタイミングだけど、1話、2話がすでに完成しきっていた
最近はNetflixやアマプラで、全話をまとめて納品するケースも多い
完成するタイミングが全体的にワンテンポ早くなってきていている

でもまぁ僕は、総集編とか挟んでひいこら言いながら、それでも突き進むアニメも愛していたい

ユマが昔やった取材

今週は谷間の期間で取材が一つもなかったので、昔の記事を引っ張り出す

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世界最古の僕が書いた記事
今となっては恥ずかしくてまともに読めない
ひょっとしたら案外まともかもしれないけど、恥ずかしいから確認できない

確かこの編集部に入って、1ヶ月経ってないうちに頼まれた仕事だった
結構なスパルタだったと思う

 

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世界最古の僕のインタビュー
本来は僕の先輩に当たる人が担当していた取材だったけど、当日急病で「代わりに行ってきて!」と頼まれたのがきっかけだった
スパルタどころの話ではないけど、なにかを経験するってこういうもんなのかな、とも思う

タイトルだけ見ても今の自分では絶対使わないだろうなという言葉が目立つ
「伝授」とか、「お届け」とか
今の僕ならもっとおとなしい言葉を使うだろうな

 

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世界最古の僕の声優インタビューはこの人だった
当の僕はド緊張していたけど、あちらがインタビューに慣れているおかげでなんとかなった

しかしこの写真を見ていると、なぜゴミ箱をどかさなかったんだろうと今でも思う

今週の取材記事(1月27日~2月2日)

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この仕事は文章を書く以外にもいろんな業務をこなさなけらばいけない
記事を企画して提案するプランニングもそうだし、インタビューでは偉い人と1時間くらい喋り続けなくてはいけない
オタク特有の人見知りである僕はどちらも結構苦労する

あとは取材のときの写真撮影もそう
良い写真を撮るためには3つの要素が大切だと思う

1.撮影する人間のスキル
2.撮影する場所、位置
3.カメラとレンズの性能

この3つをすべて欠いたのがこの取材だと思う
もっと上手くなりたい

 

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皆様に愛されて900リツイート4800いいね

 

愛されてるのは記事ではなく前島亜美さんです
その証拠に、会場のZepp Tokyoは2階席まで満員で、取材の僕は立ち見するはめになるレベルの盛り上がり方だった
立ったままノートPCを使う曲芸を披露することになってしまった

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和氣あず未さんのソロデビューイベント
最近日本コロムビアは声優のソロデビューを立て続けに打ち出している
昨年末に富田美憂さんで、1月には和氣あず未さん、春には諏訪ななかさんも予定
もちろんヒットするのは簡単なことではないが、単発ではなく連続で打ち出されると応援したい気持ちも強くなる

今週の取材記事(1月20日~26日)

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映画公開前にしたインタビューだったけど、掲載したのは映画公開後
まぁでも、これは公開後でよかった内容かもしれない

コンセプトは僕が聞きたいことを聞くです
僕が聞きたいことはファンが聞きたいことという前提と確信を持って臨みました

僕はあまりアニメの評論とかが嫌いです
アニメを語れるのは作った人だけという考えがあるから
もうひとつ、理論をこねくり回すよりまずは「楽しい!」の一言を叫んでほしいからです
だから僕は、こんな仕事をしているけど嫌いな職業第1位は今も昔も変わらず「アニメ評論家」です

このインタビューをもって、僕の『劇場版 ハイスクール・フリート』に対する評論としたい

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約2時間をかけて、朗読劇で第1期のストーリーを再現するという非常に珍しいイベント
初公開の映像を交え、要所でキャラソンも披露し、そして原作者の書き下ろしストーリーまで展開するという贅沢な内容

正直なところ行くまでずっと声優のバラエティコーナーが占めると思ってた
予想と違ったという敗北感と、予想以上という満足感の療法を味わった1日だった