3月にプレイしたゲーム

ファイナルファンタジーVII REBIRTH」

 

 

クリアだけで70時間かかった
前作はプラチナトロフィーまでに77時間だったから、どれだけのボリュームだったかがよく分かる

探索もミニゲームも肥大化して、ある意味でゲームが本来持つ面倒くささを、むしろ魅力としてぶち込んだような作品
前作で出来なかったことを実現した結果なのだと思う

オープンワールドっぽい作りではあるけど、崖を飛び降りて強引に進んだりはできないので、そこはあくまでお行儀のいいゲーム
それゆえに「どうやって目的地に行けばいいか分からない」というケースもしばしばあった

ミニゲームはちょっと多すぎるくらいで、全体のテンポを損ねていた
あくまでクリアだけを目指すなら船上のカードゲーム大会は棄権していい
サブクエストのニワトリカンカンやキノコグリグリは、そもそもやらなくていい

ストーリー的には、前作で「オリジナルとはまったく違う結末になるのでは!?」と思ったけど、今回はかなりオリジナルによった印象

最終的な着地点はどこになるかな
その前に「インタールード」でも出して、シドやヴィンセントの物語を描くのも面白そう


「Rise of the Ronin」

Team NINJAがかつて作った「仁王」、あるいは「SEKIRO」、そしてUBIのオープンワールドゲームの数々をごった煮にしたようなゲーム
「どこかで見たことのあるゲーム」の集合体だけど、そこになかなかゲームの題材として扱われなかった「幕末」という化粧を施すことで、いい感じに新しさを醸し出していた

ただ、どこまでいっても醸し出しているだけで、どうしても途中で飽きがくる
サブクエストや探索要素も豊富に用意されているけど、メインのストーリーばかり進めるようになったな

舞台がモダンになる直前の日本ということもあって、見た目が茶色や灰色メインなのも、飽きが来る一因になってたかな
もっと風光明媚なら印象が違ってただろうけど、あくまでリアリティにこだわっている印象

バトルは「SEKIRO」のような剣戟が頻繁に起きる
タイミングは敵によっては難しいけど、それでも「SEKIRO」よりかはさすがにカジュアルで遊びやすい

ステルスキルで場を制圧するのが大好きな自分としては、正面突撃しかできない敵の配置が多かったのは残念
でもメインのミッションごとに個別のステージが用意されているのはよかった
敵との戦闘が大味になりがちなオープンワールドの弱点を無理やり克服していた